2021.02.01
資源リサイクル子会社「株式会社クロダリサイクル」の使用電力を100%再生可能エネルギーへ切り替えました~エンビプロ グループ2030年までにRE100達成へ~
この度、当社連結子会社である株式会社クロダリサイクル(本社:北海道函館市、代表取締役社長 佐野邦光、以下「クロダリサイクル」)の自社工場が、2021年2月1日より再生可能エネルギー電力の供給を受ける「RE100工場」となりました。
工場の電力を再生可能エネルギー電力に切替
クロダリサイクルは自社工場で消費する電力を、株式会社エネットが供給するRE100対応の電力メニューに切り替え、再生可能エネルギー電力100%のRE100工場になりました。2019年度のエンビプロ グループ全体の電気使用量のうち約14%を占めるクロダリサイクルがRE100工場となったことにより、当グループが事業で消費する電力の約32% がRE100電力となる見込みです。
太陽光発電システムの導入を検討しましたが、北海道という土地柄、積雪が多いため発電量が少ないことや、系統の空き容量がないため余剰売電が出来ないことから、設置コストの回収が難しいといった課題がありました。そこで、クロダリサイクルが本社工場を構えている北海道内の中小水力発電の環境価値と電力の供給を受ける本メニューを選定しました。水力発電は、太陽光や風力と比較して安定した発電が可能な再生可能エネルギーです。
株式会社ブライトイノベーションによる環境コンサルティング
当社連結子会社である株式会社ブライトイノベーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長 中作 憲展 )がコンサルティングに入り、電力の選定を行いました。
エンビプロ グループのRE100達成に向けた取り組み
当グループでは2018年7月に「RE100」に加盟し、2030年までにRE100達成を目指すことを決定しています。目標達成を見据えて、各工場・事業所での再生可能エネルギーの導入を進めています。
当グループではこれまでに、2019年4月に株式会社しんえこが運営する地域循環共生型リサイクル施設「しんえこプラザあづみ野」、2019年5月に株式会社東洋ゴムチップが購入電力をRE100メニューに切り替えることによりRE100工場となりました。2020年2月に株式会社エコネコルの手解体工場 の屋根に第三者所有モデルで太陽光パネルを設置し、発電された電力を同工場で自家消費しています。また、エンビプロ・ホールディングス本社では2020年5月より購入電力をRE100メニューに切り替えました。
2020年6月時点で、グループ全体で使用する再生可能エネルギー電力の割合は17.8%と、2030年までの目標に向けて着実にRE100への取り組みを進めています。
関連するお知らせ、Webサイト
株式会社クロダリサイクル
http://www.kurodarecycle.co.jp/
株式会社ブライトイノベーション
https://brightinnovation.jp/
カーボンニュートラル| 株式会社エンビプロ・ホールディングス
https://www.envipro.jp/cms/sustainability/carbon-neutral/
再生可能エネルギー電力100%(FIT電力含む)のRE100工場がスタート(2019.05.01 )
https://www.envipro.jp/cms/news/blog/news-1023/
太陽光発電設備が設置されたRE100工場「しんえこプラザあづみ野」(2019.07.10 )
https://www.envipro.jp/cms/news/blog/news-1101/
自家消費型太陽光発電設備を工場に設置いたしました~RE100への取り組み~(2020.02.18 )
https://www.envipro.jp/cms/news/topics/news-1354/