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世界の平均気温が軒並み史上最高を観測し、地球温暖化よりも深刻な地球沸騰の時代が到来したと話題になるなど、私たちは様々な社会課題に直面しています。
エンビプログループは、当社グループの企業理念やミッション等を踏まえた上で、事業活動と社会課題の関連性を整理し、サーキュラーエコノミーをリードする企業としてマテリアリティ(重要課題)を特定しています。
また、当社グループの価値創造プロセスによってステークホルダーのみなさまへ持続的に価値を提供し続け、ミッションステートメントの実現と持続的な成長を果たしていきます。

自然

価値創造プロセス

価値創造プロセス図

サステナビリティレポート

ミッション実現のためのマテリアリティ(重要課題)

マテリアリティは、3つのテーマに分類しています。
1~2のカテゴリーは、事業を通じて積極的に課題解決を図り、社会に貢献することができるマテリアリティ、2~3のカテゴリーは、事業の推進や経営基盤強化につながるマテリアリティです。
また各カテゴリーに関連するSDGsの目標も示しています。

テーマ マテリアリティ(重要課題) 対応するSDGsの目標

事業を通じた社会課題解決

企業活動を通じた社会課題解決

1.グリーンマテリアルの生産

サプライチェーンにおける
グリーンマテリアルの需要増加

  • ①電炉増設による鉄スクラップの需要増加
  • ②電化による非鉄金属・レアメタルの需要増加
  • ③廃プラスチックの高度な資源循環促進
  • 貧困をなくそう
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
2.生産性・DX

生産プロセスにおける省人化、
事業活動におけるデータ活用の促進

  • ジェンダー平等を実現しよう
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
3.人材育成

事業活動を推進する人材への投資

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう

マテリアリティの特定プロセス

STEP01

気候変動への対応が差し迫る

持続不可能な状態をもたらす国内外の社会課題は様々です。2023年には世界の平均気温が軒並み史上最高を観測し、地球温暖化よりも深刻な地球沸騰の時代が到来したと話題になりました。​
我々を取り巻く外部環境も大きく流れが変わっています。

エンビプログループを取り巻く社会の潮流

長期トレンド

グリーントランスフォーメーション

グリーン
トランスフォーメーション


デジタルトランスフォーメーション

デジタル
トランスフォーメーション

中期・短期トレンド

  • グリーンバリューチェーン構築の要請
  • 国際資源獲得競争の高まり
  • 廃プラスチックに関連した社会課題の表面化
  • 非ITビジネスにおけるデータ活用
  • IoT、AI、Robotics活用事例の増加
  • 人材獲得競争の高まり
STEP02

カーボンニュートラル2050達成に向けて

気候変動への対応として、社会からカーボンニュートラルへの要請にますます拍車がかかることが予想されます。カーボンニュートラルを実現するためには、経済活動の電化と使用電力の再エネ化に加え、サーキュラーエコノミー(循環経済)によって製品の製造・使用・廃棄といったライフサイクルを見直し、意図的に再設計することが求められています。

温室効果ガス排出の全体像 : 見過ごされている排出に取り組む

温室効果ガス排出の全体像

出典 :Ellen MacArthur Foundation, Completing the picture: How the circular economy tackles climate change (2019).

エレン・マッカーサー財団(※1)によると、温室効果ガス全排出量のうち、再エネ化によって削減できる排出量は55%であり、残りの45%は製品の製造と使用に関連するものであるとされています。この45%の排出量削減は、サーキュラーエコノミーによって取り組むことができると言われています。日本では、温室効果ガス全排出量のうち、資源循環の取組により、温室効果ガス削減に貢献できる余地がある部門の割合は約36%という試算もされています。(※2)

※1 エレン・マッカーサー財団:サーキュラーエコノミーへの移行加速をビジョンとして2010年にイギリスで発足した組織。設立以来、情報発信による啓発活動や、国を超えたグローバルネットワークの構築など、多岐にわたる活動を行う。
※2 出典:環境省『第四次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第2回点検及び循環経済工程表に関する参考資料集』

STEP03

サーキュラーエコノミーを拡げていくために

エンビプログループが目指すのは“あらゆるもののいのちを活かして使い回す”サステナブルな社会です。当社グループではRE100を推進し、グリーンマテリアル(※3)を生産しています。鉄スクラップを筆頭に、経済活動の電化を支えるために必要な非鉄金属・レアメタルなど、資源は多岐に渡ります。生産したグリーンマテリアルを動脈の調達・製造プロセスに繋いでいくことでサーキュラーエコノミーを実現し、製品や素材の価値を高い状態のまま流通・循環し続けるためのサプライチェーン構築を目指しています。

サーキュラーエコノミー関連市場は、国内外で今後大幅に拡大が見込まれ、日本国内では2030年に80兆円、2050年には120兆円を目指すとされています。​
当社グループは、サーキュラーエコノミーをリードする企業として「グリーンマテリアルの生産」「生産性・DX」「人材育成」の3テーマをマテリアリティ(重要課題)として特定しています。

※3 グリーンマテリアル:温室効果ガスの発生がない、もしくは、発生量が極めて少ない方法で地上資源(廃棄物)から作られる素材(再生原料、再生材料)

ミッション実現のためのマテリアリティ(重要課題)

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